紅Ⅱ(クレナイ)~解き放たれる鎖~
「………ッ!ちょ、ちょっと鏡夜、いい加減離してッ!!」
「あ、忘れてた」
すぐに離れてくれるだろうと思っていた鏡夜はそのまま、まだ私から離れてはくれない。
え?
ちょっと、蓮に誤解されちゃうでしょ?!
鏡夜から離れる為、思いっきり身体を押したら思いの他すぐに離れてくれた。
それにホッとしていた時…、
いつの間にか蓮とルキアが、私達の近くまで来ていた事に気付く。
見上げると、イヤーな顔をしたルキアと目が合った。
何か嫌な予感がする。
思わず身構えてしまった。