大切なモノを守るために

やり直して1ヶ月ぐらい
たつみは尽くしてくれて
すごく優しかった。
今思えばたった1ヶ月。
だけど当時の私からしたら
すごく幸せで
まるで未来が見えるかのような
幸せでいっぱいだった。


ある日いつものように
夜中に家を抜け出して
たつみの家に言った。


何時間かしてたつみが先に寝て
私の目の前にたつみの財布があった。


嫌な予感はもちろんあった。


だけどもうここまで嘘つかれてたから
私は麻痺していて何でも耐えれると
そう思って迷わずに財布の中を見た。



それは開けてはいけないモノだった。
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