王子様なDarling
「ひっくっ、先輩・・・私」
香奈子さんに言われてアイコさんの存在を知った・・・。
アイコさんの気持ちを想い、先輩に対して嫌悪感を持ってしまったのも事実。
だけど・・・
「私は、先輩が好きだから・・・だから」
でもたとえアイコさんの存在があろうと、無かろうと私は先輩に恋をしていた。
だからきっと悪いのは先輩だけじゃ無い。
「ああ。俺も、好きだよ」
先輩の唇が軽く触れたと思うと、次は温かい先輩の感触が口内に入ってくる。
優しく溶け合いながら、離れてはくっつく。
先輩の手のひらが私の首筋を這い、背中を伝っていく。
気が付けば私も先輩の首に手を回し、もっと、もっととキスの催促していた。
薄手の服なので、服の上から触れる先輩の手の感触が直に伝わってくる。
腰辺りから少し私の素肌に先輩の手が触れると
「ヒャア!」っと色気の無い声をだしてしまった。
クスクス笑う先輩は少しだけめくりあがった服を綺麗に直してくれた。
「悪い悪い、外で盛るのは良くないな」
苦笑いをしながら頭をかく。
「・・・?盛る?」
私の言葉に余計に困った顔をしてしまった。
「・・・ミーコの事を、すっごく好きになっちゃうって事だよ」
先輩はにこっと笑ってくれたけど、なんで外で私を好きになっちゃいけないのかは良く分からなかった。
その時・・・
「幹夫、美依ちゃん・・・っ」