深海魚Lover
私は咄嗟に、出雲さんの歯ブラシを用意してあげなくては!そう思いその場に居座った。
「はい、そうだ確か新しい
歯ブラシがここに」
その結果、狭い範囲に大人の体が二つ。
鏡に映る私よりも、数段と高い位置に出雲さんの顔が映る。
その横顔、寝起きでさえも美しい……鏡越し、重なり合う視線。
「あっ!どうぞこれ」
私は歯ブラシを出雲さんに手渡すことなく、洗面台の上に置いた。
「サンキュー
タオルいいか?」
「はい、今すぐ」
男性慣れしていない私の胸は、ドキドキでいっぱいいっぱい。
「ふぅー」
大きく深呼吸をした私は、白いタオルを手にして洗面所へ向かう。
水の流れる音----
顔を覆う手、細く長い指先
顔を洗う貴方の長い髪が前へと垂れて、白い洗面器に今にもつきそう。
私はサッと貴方の髪に触れ後ろでひとつに束ねて持ち、貴方が顔を洗い終える時を待ってる。
「サンキュー」
「いえっ……」
「はい、そうだ確か新しい
歯ブラシがここに」
その結果、狭い範囲に大人の体が二つ。
鏡に映る私よりも、数段と高い位置に出雲さんの顔が映る。
その横顔、寝起きでさえも美しい……鏡越し、重なり合う視線。
「あっ!どうぞこれ」
私は歯ブラシを出雲さんに手渡すことなく、洗面台の上に置いた。
「サンキュー
タオルいいか?」
「はい、今すぐ」
男性慣れしていない私の胸は、ドキドキでいっぱいいっぱい。
「ふぅー」
大きく深呼吸をした私は、白いタオルを手にして洗面所へ向かう。
水の流れる音----
顔を覆う手、細く長い指先
顔を洗う貴方の長い髪が前へと垂れて、白い洗面器に今にもつきそう。
私はサッと貴方の髪に触れ後ろでひとつに束ねて持ち、貴方が顔を洗い終える時を待ってる。
「サンキュー」
「いえっ……」