深海魚Lover
賑わいをみせる店内、酒に酔う人々の声は次第に大きくなってゆく。
その声に紛れて聞こえるのは、着信音----
「もしもし?」
「アニキィ?」
「ジュンか、どうした?
電話なんて珍しいな」
「いつかえったの?
きょう、くる?」
「今日は……」
「あのね、メイちゃんのえ
できたよ、みにきなよ
もうね、すごいんだよぅ
ぼくのね……」
「ジュン
悪いが今日はムリなんだ
用があって行けない」
「なんだ~、キョンさん
アニキ、ムリだって」
「もしもし、出雲か?」
潤司と電話をかわった京次は、電話口から聞こえてくる賑やかな声に出雲が外に出ていることを知る。
「外なのか?
電話して悪かったな」
「いやっ、今は大丈夫だ」
「そうか」
「メイの絵が完成したって
例の、本の絵か?」
「ああ、そうだ
その絵を見てジュンジのやつ
興奮しちゃって
どうしてもおまえに見せたいって
電話するって聞かなくて
昨夜も眠ってて、おまえに
会えてないって残念がってる」
その声に紛れて聞こえるのは、着信音----
「もしもし?」
「アニキィ?」
「ジュンか、どうした?
電話なんて珍しいな」
「いつかえったの?
きょう、くる?」
「今日は……」
「あのね、メイちゃんのえ
できたよ、みにきなよ
もうね、すごいんだよぅ
ぼくのね……」
「ジュン
悪いが今日はムリなんだ
用があって行けない」
「なんだ~、キョンさん
アニキ、ムリだって」
「もしもし、出雲か?」
潤司と電話をかわった京次は、電話口から聞こえてくる賑やかな声に出雲が外に出ていることを知る。
「外なのか?
電話して悪かったな」
「いやっ、今は大丈夫だ」
「そうか」
「メイの絵が完成したって
例の、本の絵か?」
「ああ、そうだ
その絵を見てジュンジのやつ
興奮しちゃって
どうしてもおまえに見せたいって
電話するって聞かなくて
昨夜も眠ってて、おまえに
会えてないって残念がってる」