深海魚Lover
「貴方ならどう?
自分が刑務所に入ってる間に
自分が大切にしている者達全て
信じている男に奪われたら?」
「奪われる……」
それが意味すること、出雲にも分かる。
「私の頼みを聞いてくれるどころか
話を聞けば父は、イズモ・貴方の
ことがどうこうという問題では
なくなる
父は必ず、ヤツを赦さない
本当は父に真実を話すこと
とても怖いけど、貴方のためなら
私……」
吸いかけの煙草を車の灰皿に捨てる、出雲。
「話す必要ねえよ
悪いが、そんなこと俺は望んじゃいねえ
ロウ、アンタのオヤジさんがどっちに
転ぼうが俺の知った事じゃない
それに悪いが、俺に恩着せても
おまえには二度と靡かねえよ」
「そんなこと言われなくても
承知してるわよ
でも勝手に貴方を思うことは
私の自由でしょう
私は私のしたいようにする
だから貴方も貴方の好きなように
すればいい
跡目を継ぐも継がないも
貴方の自由
でも継ぐ気が無いのなら
今は少しだけ身を潜めておいた
方が貴方のためよ」
自分が刑務所に入ってる間に
自分が大切にしている者達全て
信じている男に奪われたら?」
「奪われる……」
それが意味すること、出雲にも分かる。
「私の頼みを聞いてくれるどころか
話を聞けば父は、イズモ・貴方の
ことがどうこうという問題では
なくなる
父は必ず、ヤツを赦さない
本当は父に真実を話すこと
とても怖いけど、貴方のためなら
私……」
吸いかけの煙草を車の灰皿に捨てる、出雲。
「話す必要ねえよ
悪いが、そんなこと俺は望んじゃいねえ
ロウ、アンタのオヤジさんがどっちに
転ぼうが俺の知った事じゃない
それに悪いが、俺に恩着せても
おまえには二度と靡かねえよ」
「そんなこと言われなくても
承知してるわよ
でも勝手に貴方を思うことは
私の自由でしょう
私は私のしたいようにする
だから貴方も貴方の好きなように
すればいい
跡目を継ぐも継がないも
貴方の自由
でも継ぐ気が無いのなら
今は少しだけ身を潜めておいた
方が貴方のためよ」