深海魚Lover
「ありましたよ、湯河組は
 ずっと裏側で存在していました

 表向きは井原が時期組長になることを
 断ったことで消滅したように見えたものの
 
 ずっと、浅井組の復活の時を狙ってました」

「復活の時、それが今……」

「そうです、加瀬組長は今や瀕死の状態
 時期死ぬでしょう」


加瀬組長の今の状態を知って言葉が出ない、京次。


「加瀬組内は内部抗争が今にも勃発しよう
 とそこら中に火種が燻っている

 現に後を継ぐ者さえ決まってはいない
 不安定な状態

 こちらとしましては好都合

 ここで本題です

 貴方に湯河組を任せたいと
 主人は話しております

 貴方こそが適任だと」


その言葉に京次は驚きを隠せない。


「何を言い出すかと思えば……」

「近いうちに場を設けさせて頂きます
 主人直々に貴方にお話があるかと」

「俺はそんなものには出席しない」
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