深海魚Lover
「何って、クリームソーダですよ

 きれいな色でしょう」

「グロくないか?」

ブラックアイスコーヒーに赤いストローを差しながら、京次さんは顔をしかめてみせた。

「そんなことないですよ」

「それに、ソレ
 アイス乗せすぎだろ」

「フフッ

 これがいいんじゃないですか」

「なんか
 おまえの絵見てるみたいだな」

「えっ!」

おまえ……その言葉にドキドキする。

「スガちゃんの絵
 そんな色使ってただろ

 ああ確かに、そんな感じだった」

スガちゃんに戻っちゃった。

「そうですか

 でも、確かに好きな色です」

「だろう」


京次さん、貴方のその深い声で呼ばれるならば

どんな呼び方・呼び名でも、私は最高に幸せな気分になれる。


私はこんなにも、貴方のことが好き。
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