深海魚Lover
靴を脱いだツルさん。
「あっ、そうだ
イズモのアニキも一緒なんだ
今、車で話してる」
「そうで……(すか)」
「アニキ~」
出雲さんが来ていると知った潤司君のその声に、私の声は掻き消される。
玄関の外へと飛び出して行く潤司君の後を私は靴を履いて追いかける。
「ジュン君、待って」
潤司君は、車から降りた出雲さんの元へと駆け寄る。
「アニキ~、きてたの
アニキ、アニキ」
「おう、ジュン
いい子にしてたか?」
「うん」
いつものように潤司君を軽々と抱き上げる出雲さん。
「アニキ、たかいね
ぼくきっと
メイちゃんよりたかいよ
メイちゃん、こっちこっち
はやくぅ」
「ジュン君、いいねぇ
高いね」
見上げた私は、出雲さんと目が合う。
「イズモさん、お帰りなさい」
「あっ、ああ、ただいま」
私は出雲さんに向かって京次さんに言うように、ごく自然にお帰りなさいと伝えていた。
「あっ、そうだ
イズモのアニキも一緒なんだ
今、車で話してる」
「そうで……(すか)」
「アニキ~」
出雲さんが来ていると知った潤司君のその声に、私の声は掻き消される。
玄関の外へと飛び出して行く潤司君の後を私は靴を履いて追いかける。
「ジュン君、待って」
潤司君は、車から降りた出雲さんの元へと駆け寄る。
「アニキ~、きてたの
アニキ、アニキ」
「おう、ジュン
いい子にしてたか?」
「うん」
いつものように潤司君を軽々と抱き上げる出雲さん。
「アニキ、たかいね
ぼくきっと
メイちゃんよりたかいよ
メイちゃん、こっちこっち
はやくぅ」
「ジュン君、いいねぇ
高いね」
見上げた私は、出雲さんと目が合う。
「イズモさん、お帰りなさい」
「あっ、ああ、ただいま」
私は出雲さんに向かって京次さんに言うように、ごく自然にお帰りなさいと伝えていた。