新米教師"L"
「ん…?」
しばらくして、エルに支えてもらっていた艶野が目を開いた。
「あっ、大丈夫? ツヤちゃん」
フワが声をかけた。
艶野は自分の状態を確認し、エルに支えられていると気づいた。
「あ、ごめんなさい、エル…」
「や、全然だいじょーぶです!
あ、おい、カノン! お前、もう一回告白すれば?
艶野先生、今度はマジに考えてくれるかもだぜ!」
艶野はクスッと笑った。
「う、うっせーよ! てか、俺、もう好きな人違うからっ!!」
ちょっと赤くなったカノンがエルに言った。
「はっ、はああぁぁっ!!?」
エルが大袈裟に驚く。
「なんだよそれっ! うわ、私、竜に言っちまったよ…!」
「知らねぇよッ! てか、そーゆー事軽々しく言うなよなっ!」
「そうは言っても、お前、死ぬほど分かりやすかったぞ?」
「うん、カノンを見てたら大抵の人が解るんじゃない?」
「う、嘘だろぉ!?」
「ん? 私解んなかったぞ?」
「お前は鈍感すぎんだよ」
「あんだとセイッ! 私のどこが鈍感だっ!?」
「全体」