ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛
「子供相手に夢見てないで、ちゃんと結婚相手探せバカ」
「失礼な…私は本気だもん!」
「本気の方がタチ悪いだろうが!!そんなだから男の一人も出来ねーんだよチビ!!」
「お兄ちゃんだって小さいじゃんか!163センチって!綾奈ちゃんより小さいじゃんか!!」
「うるせー!男は見た目じゃなくて中身なんだよ!」
「中身も小さいくせに!」
「んだとこら…むがっ」
すると私に抱き上げられている彼方の手は、声を荒げながら近づいたお兄ちゃんの顔をむぎゅっと押し返した。
「ぱぱ!みくちゃー、いじめちゃ、めーっ!」
「彼方…!本当いい子!可愛い子!」
「そんな…息子が、俺より美紅を…」
「康之、元気出して…」
迷うことなく私の味方をする彼方。そんな息子にがっかりと落ち込むお兄ちゃんに、綾奈ちゃんはよしよしと頭を撫でて慰める。