ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛
そして私は浴衣に上着を羽織り、どうせ近くだしと小銭入れだけを手に旅館を出た。
外は生暖かい夜風が吹き、湯上りの体には丁度いい気温。
二人分のアイス買って、あとは…。
何気なしに頭に思い浮かぶのは、彼がよく飲んでいるオレンジジュース。…買って行って、きちんと謝ろうかな。確かにさっき雛ちゃんに言われた通り、きちんと謝れてすらいない。
『そこまで嫌がられるとは思わなかったけど』
避けられて嫌われても、怒らせていても、きちんと謝って伝えなきゃダメだよね。
どうしてあんなことをしてしまったのか。青井くんを嫌がったわけじゃないこと。伝えなきゃ、誤解されたままだ。