ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛
そしてその後、ゴーカートやコーヒーカップ、お化け屋敷など…時間の限りアトラクションを回り、遊園地を楽しんだ私たち。
満足した、と一息つく頃には既に辺りは暗くなり時刻は夜7時を過ぎていた。
「あー、楽しんだなー」
「うん。そろそろ帰りの時間もあるし…締めにあれ乗ろう!」
そう雛ちゃんが指差す先にあるのは、これも遊園地の名物のひとつである巨大観覧車。夜のライトアップでキラキラと輝くそれに、私たちは頷き向かって行く。
「4人で乗ってもいいけど…ここはやっぱり2人ずつ乗ろうぜ」
「ねーっ。ってことで美紅、青井と乗ってね」
「えっ!ちょっと雛ちゃ…」
雛ちゃんと亮さんはそう言うと、そそくさとゴンドラへと乗り込んでしまう。
私の気持ちを分かり切ってるであろう雛ちゃんたちの作戦なのか、はたまたただ二人で乗りたかっただけなのか…どちらにせよ、青井くんと二人で乗る状況とされたのだけは確かだ。