ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛
「あれ、その荷物って誰のですか?」
「荷物?あ、これ速水のだ。あいつ忘れて行きやがって…おい誰か、このダンボール持って行ってくれ」
「あっ、じゃあ私手が空いているので…」
「…俺が行く」
ダンボールへ手を伸ばしかけた私に、青井くんはそれをスッと奪うように軽々と持ち上げてしまう。
「え?でも…」
「いいよ、原さんノロマそうだし」
「!!」
「こら青井、お前言葉気をつけろ!」
「はーい、いってきます」
そしてバッサリと私をノロマ呼ばわりして、スタスタと部屋を去って行った。
「……」
な、な、なっ…
何それ!ノロマって…ひどい、ひどすぎる!!
確かにテキパキ動ける方ではないかもしれない、けど…そんな言い方ってないと思う!
…やっぱり仲良くはなれない、か。
しみじみそう思ってしまう。
なぜなら、私は青井くんが苦手
だけどそれ以上に、青井くんが私を嫌いだから。