ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛
5年前の入社当時から目立っていた彼・青井くん。
身長が大きいこともあり、どこにいても目につく存在。だけどすごく静かな人で、普段接点もなければ会話すらもしたことがなかった。
そんなある時、休憩室で青井くん含め男性社員たちが集まって話をしているのを聞いてしまったことから、初めて彼の私に対する気持ちを知る。
『あー、彼女欲しいなー』
『うちの女社員とかどうよ?』
『あ、でも雛子は俺のなんで。それ以外で』
『営業部の西野さんとか可愛いよな』
『いや、経理部の田口さんも胸がでかくてなかなか…』
『……』
誰が可愛い、スタイルがいい、好みだ、そう話す男性社員たち。
ちょうど通りがかった私はこういう話は聞くものじゃないと思い、その場を去ろうとした。けれど
『青井ー、お前は?』
『……』
いつも静かな青井くんの好みのタイプ。少し聞いてみたいかもしれないという好奇心から、足を止め耳を傾けた。