ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛



「大丈夫だよ、本当に。気にしないで」

「でも…」

「どうしても気になるっていうなら、そうだな…じゃあ、今度一緒に食事でもどう?」

「へ?」

「クリーニング代の代わりに、美紅ちゃんの奢りで」

「そ、そんなのでいいんですか…?」

「もちろん」



気を遣ってくれているのか、お金を受け取ることは気が引けるのか、どちらにせよ感じられる彼の親切心に私は渋々頷いた。



「…行きたい所、考えておいてくださいね」

「うん、わかった」



すると台拭きを持ってきた青井くんに、桐谷さんは取り敢えずシミ抜きをしてくるとトイレへと向かって行った。



青井くんと目があってびっくりしたからって、クライアント相手に何してるんだか…。

自分のマヌケさに溜息をつく私に、青井くんは持ってきた台拭きでテーブルの上にこぼされたコーヒーを拭う。


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