ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛
「あ、青井くんもごめんね。折角コーヒー入れてくれたのに…」
「…俺は別にいいけど。クライアントの前でコーヒー倒すとか、最悪」
「うっ…」
「兄貴の友達だか知らないけど、仕事とプライベートはちゃんと区別した方がいいんじゃないの」
「…、」
別にいい、そう言いながらも続く言葉は厳しくツン、とした冷たい言い方をする。
こ、この態度は…怒ってる、よね。
「本当、ごめんなさい…」
「……」
申し訳なさでいっぱいの気持ちを、ぽつりと呟き伝える。それでもやはり青井くんの表情はいつも以上に冷たく、素っ気なくテーブルを拭き終えるとその場を去ってしまった。
すごい怒ってる…!でも、何であんなに怒ってるんだろう?
折角入れてくれたコーヒーをこぼしたから?仕事中に粗相をしたから?青井くんの不機嫌のスイッチがわからない…!
一人残されたその場で、私はがっくりと肩を落とした。