桃色初恋、甘口キス
「明日の朝練で、あたしが約束取り付けるよ!」
放課後の部活よりも、朝練の方が話せるチャンスは多い。
手紙のリスクもないし、携帯も使わない。
よし、完璧!
「うみちゃんにそこまでしてもらうのは、さすがに悪いよ。
ほかの方法、考えよう?」
愛ちゃんは遠慮して、躊躇った。
全然いいのに。
むしろこれ以上考えるより、この方法を実行した方が早いと思う。
「いいって!
このくらい、何てことないから!」
でも……。
と、申し訳なさそうな表情を浮かべる愛ちゃんを押し切る形で、あたしは今朝、作戦を実行に移したのだった。
取り敢えず作戦は成功だ。
後は告白の成功を、願うだけ。
放課後の部活よりも、朝練の方が話せるチャンスは多い。
手紙のリスクもないし、携帯も使わない。
よし、完璧!
「うみちゃんにそこまでしてもらうのは、さすがに悪いよ。
ほかの方法、考えよう?」
愛ちゃんは遠慮して、躊躇った。
全然いいのに。
むしろこれ以上考えるより、この方法を実行した方が早いと思う。
「いいって!
このくらい、何てことないから!」
でも……。
と、申し訳なさそうな表情を浮かべる愛ちゃんを押し切る形で、あたしは今朝、作戦を実行に移したのだった。
取り敢えず作戦は成功だ。
後は告白の成功を、願うだけ。