右隣の彼
「どうしちゃんたんだろう・・・しげちゃん。わからないって
言われただけで、態度をころっと変えるなんて・・・」
美由さんは岸田君の事をよく知っているだけに私の言葉は
信じたくないのかもしれない。
だけど実際そうなんだよね・・・
何とも重苦しい空気が続いたがそれを変えたのは駿さんだった。
「一美さんは今どんな気持ちなの?」
「え?今ですか?」
美由さんも私の今の心境が気になった様で身を乗り出してきた。
「・・・ムカついてます。隣に座ってるのに話しかけても来ないし、
お昼だってしつこいくらい誘ってきたのに今は上司や女性社員とだし
朝も私より早いし、帰りは私より先に帰るし、取引先の女性社員には
愛想振りまくるくせに私には敬語だし・・・」
岸田くんへの不満は相手にされない寂しさだとおもったけど
それだけじゃないような・・・
「何だか最近冷たくなった恋人への不満ややきもちみたい」
美由さんがボソッとつぶやいた言葉に私の顔が一気に赤くなった。
彼氏って・・・そんなんじゃ・・・
「でも~~・・・」
そんな私を見て美由さんがまた何かを言おうとしたが駿さんに止められた。
言われただけで、態度をころっと変えるなんて・・・」
美由さんは岸田君の事をよく知っているだけに私の言葉は
信じたくないのかもしれない。
だけど実際そうなんだよね・・・
何とも重苦しい空気が続いたがそれを変えたのは駿さんだった。
「一美さんは今どんな気持ちなの?」
「え?今ですか?」
美由さんも私の今の心境が気になった様で身を乗り出してきた。
「・・・ムカついてます。隣に座ってるのに話しかけても来ないし、
お昼だってしつこいくらい誘ってきたのに今は上司や女性社員とだし
朝も私より早いし、帰りは私より先に帰るし、取引先の女性社員には
愛想振りまくるくせに私には敬語だし・・・」
岸田くんへの不満は相手にされない寂しさだとおもったけど
それだけじゃないような・・・
「何だか最近冷たくなった恋人への不満ややきもちみたい」
美由さんがボソッとつぶやいた言葉に私の顔が一気に赤くなった。
彼氏って・・・そんなんじゃ・・・
「でも~~・・・」
そんな私を見て美由さんがまた何かを言おうとしたが駿さんに止められた。