どうぞ、あなたの好きにして
潤む瞳のままコクンと頷くと準備を整えた修吾さんが私に覆い被さる。


痛かったら言って。私の腕を彼の背中に回されそっと優しく重なっていく私と彼の身体。


痛いなんてそんな言葉では言い表せない。今まで生きてきた中で一番かもしれない。身体が裂かれていくようなバラバラになるような、小さな入り口を無理矢理こじ開ける恐怖感。


それでもやめたくなんてない。修吾さんだってやめられるはずがない。


力、入れないでと言われても上手くできない。涙がボロボロと零れてくる。


「・・・痛いよね?ごめん。でも、もうすぐ全部入るから我慢できるかな?痛かったら俺の背中でもなんでも、引っ掻いていいから」


理性なんて飛ぶくらい強引に抱かれたかったはずなのにいざ、本番はこんなにガチガチで痛みも我慢できずにボロボロと泣いて修吾さんを困らせる。


やっぱり私には誘惑なんて早かったんだ。


「恵那、全部入ったから。やっと、やっと恵那を抱けた。こんな風に強引にするつもりはなかったのにごめんね」
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