オレ様探偵とキケンな調査
「失礼しまぁす…」


当然、誰もいない家、あたしはまだお日様で照らされた明るい部屋の中、ポツンとソファーに座ってみる。


ケド…。


落ち着かない。


じっとしていられず、あたしは散らばった服をたたんだり、空き缶を洗ってビニール袋に詰めたりして時間を潰した。


すっかり片付いても胸のドキドキがおさならないのは。


きっと帯金さんが言ってくれたセリフのせい…かもしれない。


「人の女」


確かに言ったよ、ね…?


あたし…帯金さんの彼女…なのか、な…。


颯太くんの貸してくれたカーディガンをきれいにたたみ、でもやっぱり着てみた。


これ着てたら…帯金さん、怒ってくれるかな…。


ちょっぴりワガママな期待が胸をよぎる。
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