オレ様探偵とキケンな調査
「お客さま」


「ハ、ハイ」


「シングルでよろしければ一部屋ご用意できますが、いかがされますか?」


シングル…。


まぁ、でも、小さなベッドで帯金さんと寝るワケじゃなし、しかもこれは仕事だし。


「それでいいです、お願いします」


「かしこまりました」


カードキーを受け取って1017の部屋へ向かった。


エレベーターを降りたちょうど、鞄の中のケータイのバイブ音。
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