はまきり




「この玉にそんな機能があるなんてな。」


「他にもこの玉、僕のカードみたいに形を変えることもできるんですよ。」


「そうなのか。どうやってやるんだ?」


「例えば、そうですね、野添さんはモノをなくしやすそうだからこの玉の形をブレスレット型にしてみましょう。」


少々失礼だが間違ってはいないので言い返せない。


ユキは自分のカードを取り出し、表面を手のひらで撫でた。


「こうやって、どんな形にしたいのか頭に思い浮かべながら触れるんです。」


ユキが手のひらをそっとどけると、先程までカードがあったところには紫色の小さな玉が数珠つなぎになったブレスレットがあった。


「へぇー、すごいんだな。よし、俺も…」


玉に手のひらで触れる。


ブレスレットを思い浮かべる。


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