危険なアイツと同居生活
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「……いちゃん!
唯ちゃん!!」
その声で目を覚ます。
明るい朝の光が窓から差し込み、見慣れない部屋を照らしていた。
あれ?
あたし……何してるんだろ。
「唯ちゃん!!」
すぐ近くから蒼の声がする。
慌てて横を向くと、すぐ近くに蒼の顔があって。
あたしの顔に、ぼっと火が灯った。
「おはよぉ、唯ちゃん」
蒼は満面の笑みで笑っていて。
あたしは、真っ赤な顔で黙っている。
あたし……あのまま寝ちゃったんだ。
しかも、蒼の隣で!!