危険なアイツと同居生活




ーーーーーーーーーー……

ーーーーーー……





「……いちゃん!

唯ちゃん!!」




その声で目を覚ます。

明るい朝の光が窓から差し込み、見慣れない部屋を照らしていた。




あれ?

あたし……何してるんだろ。






「唯ちゃん!!」




すぐ近くから蒼の声がする。

慌てて横を向くと、すぐ近くに蒼の顔があって。

あたしの顔に、ぼっと火が灯った。





「おはよぉ、唯ちゃん」




蒼は満面の笑みで笑っていて。

あたしは、真っ赤な顔で黙っている。




あたし……あのまま寝ちゃったんだ。

しかも、蒼の隣で!!



< 119 / 528 >

この作品をシェア

pagetop