危険なアイツと同居生活
「めっっっっちゃ良かった!!」
会場が明るくなった瞬間、亜美が大声を出す。
その頬には涙が流れていた。
「艶、カッコよすぎ!
あぁ、艶、大好きだよぉ!!」
例え僅かとはいえ、優弥さんと話したことがあるあたしは、軽い罪悪感を感じる。
「それにっ!!新曲ヤバイね!
感動するし、碧エロすぎ!」
本当だよ……
蒼のあの色気はどこから出てくるのだろう。
甘いため息をついた。
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