危険なアイツと同居生活
あたしは肩を震わせ、泣いていた。
こんな姿、蒼に見られたくないのに。
それでも感動が溢れてきて、胸が痛くなって。
その優しい歌声に包まれていて。
あたしは、世界一の幸せ者だよ。
蒼……好き。
大好きだよ。
今すぐその身体に触れて、大好きだと叫びたい。
ゆっくり幕が閉じる。
会場では、アンコールが始まっている。
それでもあたしは耐えられず、ホールを飛び出していた。
蒼に会いたい。
一刻も早く、会いたい!!