危険なアイツと同居生活
だけど……
優弥の紹介する女はみんな、碧を求めた。
俺が何も考えずに接すると、露骨に嫌な顔をした。
だから、少し人間不信になっていた。
でもね……
唯ちゃんは違った。
唯ちゃんは、俺をまるごと好きになってくれた。
弱虫で甘えん坊の蒼も、無愛想な碧も。
だから俺、最近認めることが出来たんだ。
碧の存在を。
「唯ちゃんのために頑張ったんだよ?」
そう言うと、少し頬を染めてくすくす笑う唯ちゃん。
すごくすごく好き。
「ねぇ蒼?」
唯ちゃんがその大きな瞳で俺を見る。
俺の中の獣が悶え苦しむ。
「蒼って、どうしてそんなにかっこいいの?」
「え?」
「あんなにかっこいいから、困るよ……本当に」
それでも俺は、唯ちゃんのもの。
どれだけファンが押しかけても、俺は唯ちゃんから離れない。
俺さ、本気で惚れてるんだよ。