危険なアイツと同居生活
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細めたその瞳。
まるで女に触れるようにギターを鳴らす。
そして、あたしを荒々しく抱きしめるようなその歌声。
身体の芯までとろけてなくなりそう。
あぁ、やっぱり碧は半端ない……
「ゆーいちゃん!!」
蒼が大声を出す。
「いつまでやってんの?」
そう言ってリモコンを取ろうとするから、慌てて取り上げる。
そして、テレビに全神経を集中させる。