危険なアイツと同居生活





震える手でドアを開く。




ドアの先……

リビングは、まるで地獄絵図だった。






うっと鼻をつく、アルコール臭。

あたしの真ん前に、腰を抜かしている亜美。身体が小さく震えている。

そして、ソファーでは真っ赤な顔の慎吾が寝ていて。

亜美の前には、目が虚ろな賢一が座っていた。




「……可愛いじゃん。

やらせろや」




そう言って亜美に近付く賢一。




「うるさい、くそシェフ」




慎吾はそう言ってクッションを賢一に投げつけた。




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