いつか、また会える日まで。


だいぶ長く話したなぁ。


そう思いながら、通話時間を見る。


……7分36秒……



「いつもの5倍は話してるじゃん!」



……話しの内容が濃かったから、そんなに時間が過ぎているようには感じなかった。



この短い時間で、凄く良い仲間を持ったってことを改めて知った。




「……だったら尚更離れたくなんかないよ」



今更そんなことを思ったって仕方ない。


……けど。


それが分かっていても、思うことがあるのだ。


仕方はない……けど……。




「……切り替えるって決めたじゃん、何ごちゃごちゃ考えてるのよ……!」



脳裏に浮かぶ後ろ向きなことを振り払う。


「なるようになるんだから。……自分が選んだことでしょう?」


そうひとりで呟きながら、咲夜と会うための準備を進めた。
< 271 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop