愛されることの奇跡、愛することの軌跡
『社長からおふたりにお呼びがかかりました。玲奈様がいらっしゃいますので今回はお部屋までご案内いたします』


と、長い廊下を歩くと、立派なドアの前に斉木さんが立った。


『健吾様、ここからはご自分でお願いします』


『ありがとうな、斉木』


「ありがとうございました」


私もすかさず頭を下げた。


―コンコン―


『健吾です、入ります』


「失礼します」


私も後をついて行く。


中に入ると、校長室を100倍立派にしたような部屋。


壁は木目調、縦断はフカフカ、机がすごく大きい。


当たり前にある、天井のシャンデリア。


「うわぁ」


思わず私は声を出してしまった。
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