愛されることの奇跡、愛することの軌跡
"お茶しない?"と言われてやって来たのは、駅前の喫茶店。
『花屋に仕事に行くたびにここを通り掛かっていて、一度来てみたかったのよ。友達いないしさ』
「いないんですか?学校とか部活とか」
『玲奈ちゃんもナルガクにいるから分かると思うけど、結構みんな親の言いなりになって早々に結婚しちゃうのよね。26歳だって、まだまだ世間では若いはずなのに、売れ残りになっている気分?』
実穂さんは言うほど自分の置かれてる状況を悲しんではいなさそう。
『おまけにうちの兄弟たちも、私のワガママな振る舞いに辟易して、だーれも話し相手にすらなってくれないし』
「ワガママ、ですか?」
『多分、私は自分が一番可愛いと思って振る舞ってたんだろうね』
自分でそれが分かっているのなら、直せばいいと思うんだけど。
「それだけ自己分析してるのなら…」
『気がついたときには、私に関わろうとする人がいなくなってたから、私の性格が変わったって、気付いてくれる人なんて誰もいない。だから私は、最初のイメージのまま』
『花屋に仕事に行くたびにここを通り掛かっていて、一度来てみたかったのよ。友達いないしさ』
「いないんですか?学校とか部活とか」
『玲奈ちゃんもナルガクにいるから分かると思うけど、結構みんな親の言いなりになって早々に結婚しちゃうのよね。26歳だって、まだまだ世間では若いはずなのに、売れ残りになっている気分?』
実穂さんは言うほど自分の置かれてる状況を悲しんではいなさそう。
『おまけにうちの兄弟たちも、私のワガママな振る舞いに辟易して、だーれも話し相手にすらなってくれないし』
「ワガママ、ですか?」
『多分、私は自分が一番可愛いと思って振る舞ってたんだろうね』
自分でそれが分かっているのなら、直せばいいと思うんだけど。
「それだけ自己分析してるのなら…」
『気がついたときには、私に関わろうとする人がいなくなってたから、私の性格が変わったって、気付いてくれる人なんて誰もいない。だから私は、最初のイメージのまま』