愛されることの奇跡、愛することの軌跡
*健吾と誕生日デート
・テーマパークは変装で。
明けて8月12日。
健吾が私を車に乗せて連れてってくれたのは、遊園地と水族館などがあるテーマパーク。
健吾は、こういうデートらしいことをしたことがなかったから、行ってみたかったんだって。
「誰かに見つかっちゃうんじゃない?」
『その時はその時だよ。それよりも、今を大事にしたいから』
そう言うと、健吾は私と手を繋いでテーマパーク内を歩き始めた。
見つかる心配があるので、私達は軽く変装している。
健吾は、サングラスに黒革のキャップ。
しかも昨日髪を切ったらしく、サイドの毛が短いから、帽子を被ると髪の毛があまり見えない。
私は今日が誕生日の人にさっきプレゼントされた薄茶色のサングラスに白のキャスケード。
「健吾、似合ってるね」
『そうかぁ?お前もなかなかだよ』
そして耳元で
『可愛いよ、玲奈』
と言われて、顔が、多分赤くなった。
健吾が私を車に乗せて連れてってくれたのは、遊園地と水族館などがあるテーマパーク。
健吾は、こういうデートらしいことをしたことがなかったから、行ってみたかったんだって。
「誰かに見つかっちゃうんじゃない?」
『その時はその時だよ。それよりも、今を大事にしたいから』
そう言うと、健吾は私と手を繋いでテーマパーク内を歩き始めた。
見つかる心配があるので、私達は軽く変装している。
健吾は、サングラスに黒革のキャップ。
しかも昨日髪を切ったらしく、サイドの毛が短いから、帽子を被ると髪の毛があまり見えない。
私は今日が誕生日の人にさっきプレゼントされた薄茶色のサングラスに白のキャスケード。
「健吾、似合ってるね」
『そうかぁ?お前もなかなかだよ』
そして耳元で
『可愛いよ、玲奈』
と言われて、顔が、多分赤くなった。