駄目男、俺。


兄貴にも会えて、地元にいる同級生からの誘いを受ける事にした。美和も誘ったけどあっさり断られた。まあ、そんな気がしたから、俺も行くつもりはなかったんだけど、兄貴と兄貴の友達の熱烈な行って来いコールに、折れた。


本当に、すぐに帰るつもりだったし。



家にいる、という友人岡野との携帯通話を終えて俺はゆっくり足を進める。


穏やかな日差しに、よく晴れ渡った空は清々しくて、澄んだ匂いのするこの小道を俺は小走りに急いだ。

< 14 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop