擬人化カレシ。


その後、レイをなんとか家へ帰るように説得し

私は先輩の元へと戻った



もちろん首もとには左手を添えて

キスマークを隠しながら





「すみません…っ!遅くなって…」




「あー、いや大丈夫。ナギの知り合い?」




「まぁ~…ちょっとした知り合いです…」




「そっか。…首痛いの?」




「さっきちょっと捻っちゃって…!」






きっと先輩は変に思ってる


トイレ行くときに首捻るだなんて

ただの苦しい言い訳…


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