恋の授業。



元々駅から歩いて10分程度の家までは、すぐに着いてしまう。



「あ、これだよキノコ公園!」



ほんの10分の間でも、森川君の巧みな話術によってだいぶ慣れたワタシは、キノコ公園のキノコを見せてあげたくて興奮してしまった。



「ははは!川原さんキノコ公園好きなの?」



笑ってそう言う森川君を見て、ふいに自分が恥ずかしくなる。



ワタシ、浮かれてた…



「川原さんて、犬みたいだね!」



そ、それを?それを、森川君が言っちゃう?!

森川君のことを犬みたいだとは思っていたけど、まさかワタシまでそう言われると思わなかった!



可笑しくて止まらない笑いは、森川君の頭に沢山の?マークを付けた。

またこうやって森川君と楽しくおしゃべりできるなんて、ワタシは嬉しくてたまらない。


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