恋の授業。
「え……それって…、どういうこと?」
こんな話を森川君だって簡単に飲み込めるはずがない。
「うん、あのね…。あの日、好きってメールくれてたの知らないままホームで会って…、話してるうちに、なんか…いつの間にか断っちゃってたみたいで…」
今更こんなこと言われて森川君がどう思っているのか、どんな表情をしているのか、それを知るのが怖くて、ワタシは必死に森川君の緩んだネクタイを見ながら話している。
「え……っ??」
緊張で震えていた声は、より一層震えを増して、目の前がぼやけていく…
「夜、充電してからメールに気付いたの。」
「………」
森川君は何も言わない。
だから何?
そう思われたのかもしれないと思うと、
不安が一気に涙に変わる。