恋の授業。



…まだ終わってない。
最後まで…。
後もう少し。



ここまできたらキチンと最後まで話そうと、ワタシはもう1度腹をくくりなおす。



「そしたら、そのまま話せなくなっちゃって…、どうしたらいいかなって思ってて…。それで今日はその話を聞いてもらってたの。」



涙は溜めても絶対に流さない……っ。



そう強く決めてから、恐る恐る視線を動かしていく。

緩んだネクタイ。

一つだけ開いてるボタン。


ワタシには無い、喉仏…。


口…



頬。





森川君の目。


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