恋の授業。
変化と変化
シャワーおっけい
下着おっけい…
替えの下着おっけい
ポーチおっけい…
ベットに座ったまま確認する。
彼氏の家に行くってことはそういうことだと思うけど、ここまでハッキリと宣言されてしまうと緊張する…。
「お、おはよ…!」
長身の森川君と違って、150センチのワタシは駅の人混みに埋れてしまうのに、森川君はすぐに見つけてくれる。
「おはよう!」
なんとなくぎこちない空気が少し気恥ずかしい。
この空気を吹き飛ばすように、行こうっ!と言って手を握ってくれた。
ワタシも気まずい雰囲気を作らないようにしないとと思えばすぐに、穏やかな気持ちになれていた。