恋の授業。

差出人は案の定、森川君だった。



別に森川君のことを嫌いなわけじゃないし、むしろ話しやすい人だってことは確認済みだけど、そこまで仲良くない人と急にメールをするっていうことに慣れていない。
というか…性格上、受け入れがたい。



「う゛ーーーあばぁーーーーーー」



変な緊張でうなり声が出てしまう。


意を決してメールを開く……



そこには



マリ程ではないものの、
わちゃわちゃした雰囲気の文面があった。


いつも元気で、誰にでもフレンドリーな森川君らしいメールには、

勝手にアドレスを聞いたことに対しての謝罪と、ワタシともっと話がしてみたいということが、あまりにもどストレートに書かれていた。