ギャップ彼女 1
リンちゃんは仕事をするのが早い。
凄まじい集中力だ。
俺達は、作業中チラチラと彼女を見ていた。
1時間程でリンちゃんは作業を終え、
「お疲れ様でした。今日はバイトなのでお先に失礼します。」
ペコリとお辞儀をして走って帰っていった。バイトは5時からだと言っていたが、すでに4時40分だ。
ギリギリまでやってくれたのか…?
ふと、視界に入るのはリンちゃんの机。
近づき、そこを見ると俺は驚愕した。
綺麗に整理された書類…。
正直驚いた。あの短時間でもうこんなにまとめたのか?
リンちゃん…お、恐るべし!?