嘘つきなポーカー 1【完】

次の日、いつものように散々学校で嫌がらせを受けて帰宅した由佳は、くたびれてソファの上に寝転んだ。

昨日のラッキーな出来事が嘘のように、いつも通りの毎日だった。


そう言えばもうすぐ林間学校って言ってたっけ――…。


由佳は憂鬱になって大きくため息を吐いた。

高校1年生は、7月に林間学校に行くことになっている。
1年生全員、泊まり込みで学習に励むのだ。

学校の人たちと泊まりで過ごすなど、考えれば考えるほど苦痛な予感しかせず、由佳は考えるのをやめた。


「買い物行かなきゃなぁ。」


由佳は夕飯の材料の買い出しに出かけた。
夕方になると、タイムセールで少し安くなる。

由佳は重い腰を上げて、近くのスーパーに買い物に出かけた。


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