優しくないっ、優しさを感じない!


苦しい。何なの?泣きそうになってるあたしは何に対して?

てゆーかあたしに泣く権利なんてある?


どうしよう、もう何なんだろうなんて、目一杯になった頭の中。訳が分かんない。分かんないけどーー


ーーあたしは、レナちゃんに最低な事をした。


それだけは、明らかになっている事実。受け止めるべき真実。


……一人になりたい。



「…ちょっと保健室行ってくる」

「!、じゃ、じゃあついて行く、」

「ごめん、一人でいいや。先生にだけ伝えておいてもらってもいいかな」


そう言って、あたしは笑って見せたはず。いつもみたいに大丈夫だよって。心配しないでって、レナちゃんに笑顔を向けられたはず。

…ちゃんと笑って、見せたはず。

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