優しくないっ、優しさを感じない!
…てっきり、今日から普通に学校があるものだとばっかり思ってた。
見事にそう信じ切ってた…というか、本当真面目に、勘違いをしていた訳だ。
衝撃がハンパない。
そんな、驚きのあまり思わず呆然とするあたしを見て先生は、「なんだ、そんなに勉強する気満々だったの」なんて笑いながらも、えらいえらいと褒めてくれた。そして「だから無理しないで帰りなさい」と、もう一度あたしにそれを勧める。
そっか、一時間寝たらもう終わってる…もう帰っても一緒なのか。もう学校終わりだったのか……
……てことは、だ。
「今日は…昼休み、始めから無かったんだ…」
そんな事実に、保健室に来るまでに、そして先生と話している間に冷静になっていった頭が、なるほどなぁと思う。
きっともう、決まってた事だったんだ。
もうあの時昼休みに…なんて決めた瞬間からこうなることは決まってた。あたしがレナちゃんとちゃんと話もしないままで、コースケの気持ちに気づいた瞬間レナちゃんを悪者にして、勝手にレナちゃんに八つ当たりして、最後には罪悪感やら何やらでもう一杯になって逃げ出して…。これはもう、あの時話すのを昼休みに後回しにした瞬間から決まっていた事だったんだ。
…そんな自分で招いた現実に、その流れにあたしは…妙に納得した。
これはなるべくしてなった結果だ。
あたしが招いた現実だ。