優しくないっ、優しさを感じない!


…もういい。どうでもいい。

だってもう、どうしようも無いんだもん。


あたしが今日こうなる事はもう、自分の行いから決まってしまっていた訳だ。つまりあたしはああなるしか無かった。あんな最低な事をするなんて、思うなんて、あんなあたしが居るなんて知らなかった。でもあれはあたし、紛れもなくあたし自身の中にある感情。

どうしようもない、どうにも出来ない。

あれはあたしが知らなかったあたしで、もしかしたら一番あたしに近かったあたし。

じゃあ、普段のあたしは?それだって本当のあたしだったはず。あたしは自分に嘘なんてついてない。思う通りに生きて来た。それなのにこんな事になって… きっとまた起きる。こうなる。だってどっちもあたしなんだから。

あたしの知らないあたし自身がまたいつ出てくるのか、そんなのあたしに分かりっこないし、それこそ対処のしようがない。だから想いの先が見えないのかもしれない。あたしの想いが一つじゃないから。

だったら…あたしって何?

あたしは誰?

どっちのあたしが本当?


…でも、どっちのあたしも本当だから、だから仕方ない。だからどうしようもない。


もう、どうすればいいか分からない。


もう、どうだって…いい。



もう、どっちでもいい。



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