これが、あたしの彼氏です。【完】
「じゃあ今日の連絡は以上。」
担任が明日の連絡事項を言い終えると、クラスの委員長のあいさつと共にあっという間に放課後を迎えた。
「じゃあ、あたしは部活行って来るね」
「うん、行ってらっしゃい」
部活へ向かう由希とそれだけ言葉を交わして、あたしは自分の席にストンと腰を下ろした。
――――すると不意に、閉まっていた教室の扉がガラッと開く。
「あ。終礼終わってるじゃーん」
そう言って入ってきたのは、いつものギャル軍団達だった。あたしはそんな彼女達にドクンと心臓を震わせる。
「…あ、東雲さん居るじゃん。丁度良かった。今から探しに行こうと思ってたんだよねぇ」
「…えっ」
そう言っていつもの嫌らしい笑みを向けてきた彼女達は、あたしの方へスタスタと足を進めて来た。
「ねぇ、ちょっと来てよ。東雲さん…」
「え、ちょ…っ」
いきなりグイッと左腕を引っ張られ、あたしは無理やりギャル女の後に付いて行かされる羽目になった。