【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


食事が終わり、お皿をまとめていると


「結衣さん?おわかりになっていらっしゃいますよね?」


「はい。ちゃんと笑ってお見送りします。」


「さすが結衣さんだ。植木はいつまでも結衣さんの味方だ。」


そんな言葉が本当に嬉しくてトレイにお皿を乗せると食堂まで行き


座っているだろう隼の方には目もくれず洗い場へ食器を置いた。



植木さんも一緒にいてくれて


「さぁ、頑張っておくんなせぇ。」


「はい。ありがとうございました。」



私はお礼を言って部屋へ戻った。



植木さんにうまく言いくるめられたような気もするが


その言い方がイヤだと言っても見た目を替えることなんて


そう簡単なことじゃない。


まして隼の見た目の感想なんだから仕方ない。


何かまた悲しくなったけど、そんな私でも隼は結婚したいって言ったんだから


それでいいのかもしれない。


無理やり言い聞かせた。





< 101 / 490 >

この作品をシェア

pagetop