【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀



「結衣さん…。」


弱々しく私を呼ぶ声がし誰か探すと二宮さんで、


手に巻かれた包帯が見えたから


もしかして…と慌てて隼を見た。


「あぁ…俺じゃねーよ?」って吹き出したから、


その言葉に安心して二宮さんの顔を見るとその場に土下座をし


「あっしが、内々に事を鎮めようとお知らせしなかったばっかりに、こんな事になり本当に命を差し出すだけじゃすまねぇことも承知しておりやす。ですがお詫びの一言でもお伝えしたく…合わせる顔もねぇ自分がのこのことやってきて本当に申し訳ございやせん。麻衣を…麻衣を救ってくれた事へのお礼を…麻衣にかわってそれだけでもお伝えしたく…」



そう言って言葉を詰まらせ




「組の方にも襲撃がありやして、麻衣の方へ向かうことが出来ず、結衣さんには…結衣さんには本当にもう申し訳なく…」




涙を浮かべて何度も何度も頭を下げる。






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