【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
相楽の姐さんに電話した時は運転手さんの様子も聞いた。
「あん時の怪我よりその後の怪我のがひどいよ。」
理恵さんは笑いながら言うけどちっとも笑えない。
「私が怪我したからですか?私が寄っていただいたのにそれではあまりに申し訳ない。お詫びしたいです。」
「結衣さん、大切な姐さんをお預かりさせていただいてるの。自分の命にかえても守って当たり前。三浦を見たでしょ?それに比べて爆風で気を失ってたなんてとんでもない話しよ。」
好きで気を失ったわけじゃないのに、気の毒過ぎて言葉が出なくなった。
「同じ姐さんとして言うなら麻衣さんもとんでもない話しよ。許せないぐらいだわ。それでも結衣さんって人がわかるから黙ってるの。」
「いや、それは違う。命の大切さはみんな同じです。」
「そう言うのが結衣さんだけど極道はそうじゃないの。それではいけないの。だけどそういう結衣さんがみんな好きだからさ。」
「麻衣さんのこと…。」
「あぁ心配しないで。これからもっと関わって結衣さんを守れるぐらいの姐さんにするからさ。」
「な…仲良くですよ?」
「あははは。大丈夫よ。また寝こまれたら結衣さんを守れないもの。」
その後、みんなで遊びに行くからね。
また楽しい話しをしようと言ってくれた。