【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
私の電話が終わったのを見ると
隼が私の右手をとり
傷を見て「チッ」なんて不満げな声を出すから
「名誉の負傷で勲章なんだよ。」
「この先、1つでも傷つけたら絶対に一歩たりとも家から出さねぇぞ。」なんて脅された。
「ねぇ隼。」
「ん?」
「命に軽い重いはなくみんな大切でしょ。それなのにどうして姐さん達も私を守らなければならないみたいにいうの?」
「あぁ…。」
隼は少し考えていて私にわかりやすいように説明しようとしてくれているんだと思う。
「俺より親父の命の方を守らなければならない。これはわかるか?」
それには首をたてに振ることが出来なかった。